小児の矯正治療は矯正の初期治療になります。
(永久歯が生えそろってからの治療は二期治療になります。)
自費診療に関しては、お一人様3回まで30分の無料カウンセリングをご用意しております。必要あれば、ぜひご利用ください。
治療費
片顎(上あご、または、下あご)15万円(税抜き)です。装置や治療法が複数ある場合でも料金は変わりません。通常保定装置を最後に入れるので、最低2装置は作らせていただきます。
また、調整料として月 5千円(税抜き)いただきます。その月内であれば何回来ていただいても変わりません。上あごと下あご同時に治療しても月の上限は5千円(税抜き)です。
対象期間
上下顎側切歯が生えそろってから、永久歯列になるまでです。
対象
・下の前歯がガタガタ、変なところから生えてきた。
・上の前歯が生えてきたけど、受け口になってしまった。
・上の側切歯が内側に生えてしまった。
治療に用いる装置の例
取り外しでない固定式のものを用います。歯並びは遺伝的な要因がので、なるたけ後天的な要因を排除する治療(口腔習癖除去、軟組織圧力の排除)を行わず、歯を物理的に動かす治療が有効と考えております。
メリット
顎の成長が残っているこの時期に装置を入れることによって、上下の顎の成長の阻害因子を除去して、自然な顎の成長・発育を促すことができたり、顎の幅を広げたり歯の位置を移動させることにより、永久歯への生え変わりをいい位置へ誘導することにあります。永久歯への萌出誘導がうまくいけば、この装置だけである程度永久歯をきれいに並べることができることもあります。
問題点
予測以上の大きな歯が萌出してきた場合や予想以上の顎の骨の成長が認められた場合は、さらに複雑な装置を追加したり、永久歯を抜歯して並べるなどの全顎のかみ合わせの矯正が必要となるので、矯正の専門医に紹介させて頂くこともあります。特に受け口のお子さんの場合、将来的に下顎が予測もできない成長をおこして、中学から高校生の頃に再発する可能性があり、もしその様な傾向が見受けられたら矯正の専門医に紹介させてもらうことになります。ただし、その場合、外科手術を伴う治療になる可能性が高くなります。