自費の入れ歯で希望者が多いのは上顎の金属床の総入れ歯とエステティック(ノンクラスプ)入れ歯です。

上顎の金属床の総入れ歯は熱が伝わりやすく、美味しいといった特徴があります。薄いので、「さ行」、「た行」、「ら行」の発音の影響も出にくいです。使用金属はチタンとコバルトクロムがあります。チタンはアレルギーがない、軽い、汚れにくいといった特徴があります。コバルトクロムは、とても薄くできる、丈夫であるといった特徴があります。咬座印象(咬んだ状態で型を採る)という技術を使用しております。

上下の総入れ歯がある場合、動的印象(ゆっくり固まる素材を使って1週間程度かけて型をとる)を行い、コピーの入れ歯を作成して、咬座印象を行うこともあります。総義歯では選定療養という保険診療と併用のシステムがあります。療養の際の支払金額はチタンで20万1千円(税込み)、コバルトクロムで9万6千円(税込み)です保険の支払いはいつも通りです。また、選定療養で製作した総義歯は保険で修理することができます。

また、プラスチッククラスプ入れ歯も紹介します。

クラスプ(歯を支えるバネ)の見える部位を歯肉の色に合わせたプラスチックにできますので、審美的な仕上がりです。見えないところは、金属を使わせていただくこともできます。金属を用いることで強度を上げることができ、舌感の良い一体感のある形態にできます。この場合、金属床とのコンビネーションになり、料金は合算されます。価格はお尋ねください。ちなみに写真の義歯は17万円(税込み)です。

遊離端(奥の方に歯が無い場合)義歯製作の際にはオルタードキャスト法(咬んだ状態で型を採り、沈み込みを防ぐ)という技術を使用します。上唇小帯(上唇の裏のヒダ)や頬小帯(頬と歯肉にかかるヒダ)によってプラスチックのクラスプの形態が邪魔される場合には、それらを切除する(保険診療)ことをお願いすることもあります。

この入れ歯の修理・調整は自費(保険診療の10割負担)となりますので、ご了承下さい。