子どもの矯正(一期治療):将来の「抜歯」や「手術」のリスクを減らすために
お子様の矯正治療は、単に歯を並べるだけではありません。成長期にしかできない「骨格へのアプローチ」を行うことで、大人になってからの治療をより簡単に、そして体への負担を小さくできる可能性があります。
最新のデータが示す、一期治療のメリットと注意点をお伝えします。
1. 将来の「抜歯」や「手術」を回避できる可能性
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「受け口」の早期改善(有効率70〜80%)
骨格的な原因による「受け口(反対咬合)」に対し、成長期に早期介入することで、将来的に顎の骨を切るような大規模な手術を回避、あるいは程度を軽くできる可能性が高いことが分かっています。
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永久歯を抜く確率を20〜30%ダウン
一期治療で「あごの幅」を適切に広げておくことで、将来的に永久歯を並べるスペースが確保しやすくなります。その結果、二期治療(大人の矯正)での抜歯率を約20〜30%低下させることができます。
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難しい手術を未然に防ぐ
犬歯(糸切り歯)が変な方向から生えてきそうなケースを早期に発見・対処することで、将来の複雑な外科手術を避けられる確率が有意に高まります。
2. 心の成長をサポートする「心理的メリット」
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いじめの防止と自尊心(自己肯定感)の向上
著しい「出っ歯」や「受け口」を学童期のうちに改善することは、学校生活における見た目のコンプレックスを解消し、お子様の自信(自尊心)を高めることにつながります。
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前歯のケガを防ぐ
ひどい出っ歯の場合、転倒した際に前歯を折ってしまうリスクが高まります。早期に改善することで、こうした不慮のケガのリスクも軽減できます。
3. 知っておいていただきたい「一期治療の現実」
データに基づき、デメリットやコスト面についても正直にお伝えします。
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トータルの治療期間は長くなります
一期と二期に分けることで、通院の総期間は長くなります。お子様が「治療に飽きてしまう(治療疲労)」ことがないよう、当院では適切なタイミングを見極めて治療を行います。
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費用の考え方
一気に「大人の矯正(二期治療)」だけで済ませる方が、総額を抑えられるケースもあります。しかし、それは「重度の問題がない場合」に限られます。
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すべての子に必要ではありません
一期治療は全員に必須ではありません。しかし、特定の骨格的なズレや、深刻なスペース不足があるお子様にとっては、「将来の体への負担(手術や抜歯)」を最小限にするための不可欠な投資と言えます。
💡 院長から親御様へのアドバイス
子どもの矯正で最も大切なのは、「今やるべきか、待つべきか」の正しい診断です。
一期治療を行うことで、将来の選択肢が大きく広がります。
「うちの子はどうかしら?」と少しでも気になったら、まずは成長の記録を取り、最適なタイミングを一緒に探っていきましょう。
当院の治療内容のご案内
お子様の矯正治療は、永久歯がきれいに生えろうための土台づくり、いわゆる「一期治療」にあたります。当院では、お子様の健やかな成長をサポートするため、丁寧なカウンセリングと明快な料金体系を整えております。
御提案書・見積書の作成
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ご希望に合わせて「ご提案書」や「見積書」を作成いたします。
治療費用
当院では、治療法や装置の種類によって料金が変わることはありません。
| 項目 | 費用(税抜き) | 備考 |
| 基本治療費 | 15万円 / 片顎 | 上あご、または下あご片方の料金です。 |
| 処置・調整料 | 5千円 / 月 | 月に何度来院されても定額です。上下両方の治療でも5千円です。 |
装置について: 基本料金には、最後に使用する「保定装置(リテーナー)」を含め、最低2つの装置代が含まれています。
対象となる時期・症状
治療のタイミング
「上下の前歯(側切歯)が生えそろってから、すべて永久歯に生え変わるまで」が対象です。
このような症状はありませんか?
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下の前歯がガタガタしている、変な場所から生えてきた
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上の前歯が生えてきたが、受け口(反対咬合)になっている
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上の前歯(側切歯)が内側に生えてしまった
※「上顎後退症」などの精密な診断が必要な場合は、東北大学病院へセファロ分析(頭部X線規格写真)の撮影を依頼することがあります。
当院の治療方針
当院では、取り外しをしない「固定式装置」を主体としています。
歯並びは遺伝的要因が大きいため、トレーニング(習癖除去)に頼りすぎず、物理的に歯を動かす治療が最も確実で有効だと考えているからです。
※症例により、最初にマウスピース型装置を使用する場合もあります。
メリット
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成長の活用: あごが成長する力を利用して、自然な発育を促したり、あごの幅を広げたりできます。
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永久歯の誘導: 永久歯を正しい位置へ導くことで、将来的に抜歯をせずに並べられる可能性が高まります。
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早期完了の可能性: この時期の治療だけで、永久歯がきれいに並びきることもあります。
知っておいていただきたい注意点
お子様の成長には個人差があるため、以下の場合は矯正専門医をご紹介させていただくことがございます。
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予測を超えて大きな歯が生えてきた場合や、あごの成長が著しい場合。
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将来的に抜歯や、より複雑な全顎矯正が必要と判断される場合。
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特に「受け口」のお子様の場合: 中高生頃に下あごが急成長し、再発するリスクがあります。その際、外科手術を伴う治療が必要になる可能性も否定できません。
次のステップ:ご相談予約
お子様の歯並びで気になることがあれば、まずは無料カウンセリングへお越しください。
