
お口周りの腫れ・ドライマウスはありませんか?
「耳の下やアゴの下が腫れている」「食事をするとアゴのあたりが痛む」「口が乾いて食事がしにくい」
このような症状は、唾液(つば)を作る組織である「唾液腺」の病気かもしれません。
唾液腺の病気は、単なる炎症から、結石、腫瘍(デキモノ)、全身疾患の影響まで多岐にわたります。当院では適切な診断を行い、必要に応じて精密検査や専門治療へスムーズに橋渡しを行います。
👨⚕️ このような症状はありませんか?
-
耳の下(耳下腺)やアゴの下(顎下腺)に、しこりや腫れがある
-
食事のたびにアゴの下が腫れたり痛んだりする
-
口の中(ベロの下)に青白い「水ぶくれ」のようなものができた
-
口が異常に乾く、ネバネバする、虫歯が急に増えた
🔍 代表的な唾液腺の病気
1. 唾液腺腫瘍(良性・悪性)
耳の下やアゴの下にできる「しこり」です。多くは良性ですが、中には悪性のものもあります。
-
ポイント: 急に大きくなったり、顔の動きにくさ(顔面神経麻痺)を感じる場合は、早急な受診が必要です。当院では生検(組織検査)を行い、早期発見に努めます。
2. 唾液腺結石(唾石症)
唾液の通り道に石が詰まる病気です。食事の時に唾液がせき止められ、アゴの下が腫れて痛むのが特徴です。
-
最新の治療: 近年では、お顔を傷つけない「内視鏡」を用いた治療により、腺組織を残したまま石だけを取り出すことも可能になっています(連携病院にて対応)。
3. ドライマウス(シェーグレン症候群・薬剤性)
-
シェーグレン症候群: 自身の免疫の異常により、涙や唾液が出にくくなる病気です。内科的な管理も重要となります。
-
薬剤性: 高齢の方で、複数のお薬を飲まれている場合、その副作用で唾液が減っているケースが多く見られます。
4. ガマ腫(ベロの下の腫れ)
唾液が粘膜の下に漏れ出して溜まる嚢胞(袋)です。
-
切らない治療: 若い方に多い疾患ですが、最近では手術で切らずに、お薬を注入して治す「OK-432硬化療法」という選択肢もあります。
🏥 当院の検査体制と高度医療連携
唾液腺の疾患は、正確な診断が治療の成功を左右します。
-
当院での対応: 視診・触診に加え、必要に応じて「生検(組織の一部を採取して調べる検査)」を行い、病気の正体を見極めます。
-
高度な精密検査・治療が必要な場合: CT、MRI、PET-CTによる精密画像診断や、低侵襲な内視鏡手術、専門的な薬物療法が必要な場合は、以下の提携病院へ速やかにご紹介いたします。
【主な連携先病院】
-
東北大学病院
-
仙台徳洲会病院
-
JCHO仙台病院
院長からのメッセージ
唾液腺の病気は、早期に適切な診断を受けることで、顔面神経の保存や機能維持(食事や会話の質を守ること)に繋がります。「ただの腫れかな?」と放置せず、お気軽に当院へご相談ください。
