歯や舌の「原因不明の痛み」でお悩みの方へ(慢性口腔顔面痛・舌痛症)
「見た目には異常がないのに、舌が焼けるように痛む」
「むし歯ではないと言われたのに、歯の痛みがずっと続いている」
「複数の歯科や耳鼻科を回ったけれど、原因がわからない」
このようなお口周りの「長引く痛み」で苦しんでいませんか?
当院では、こうした慢性口腔顔面痛(まんせいこうくうがんめんつう)の診査・診断を行っています。
👨⚕️ なぜ「見た目に異常がない」のに痛むのでしょうか?
お口の中に傷やむし歯が見当たらないのに痛みを感じる場合、それは「お口の粘膜や歯」の問題ではなく、「痛みの信号を伝える神経」や「脳の痛み抑制システム」の機能不全が原因かもしれません。
特に、以下のような症状が特徴です。
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舌痛症(ぜっつうしょう): 舌に異常はないのに、ヒリヒリ、ピリピリと焼けるような痛みが続く。
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非定型歯痛(ひていけいしつう): 原因不明の歯の痛み。むし歯治療や抜歯をしても痛みが消えず、かえって悪化することもある。
これらは、長年のストレスやホルモンバランスの変化、過去の歯科治療の記憶などが複雑に絡み合い、脳が痛みに敏感になってしまうことで起こります。あなたの「痛み」は決して気のせいではありません。
⚠️ 大切なのは「削らない・抜かない」こと
原因が特定できないまま、「痛いから」といって歯の神経を取ったり(抜髄)、歯を抜いたりすることは、症状をさらに悪化させ、広範囲な痛み(幻歯痛)を招くリスクがあります。
一度失った歯や神経は元に戻せません。不可逆的な処置を行う前に、まずは痛みの専門的な診断を受けることが大切です。
💊 当院での治療・アプローチ
当院では、お口の痛みを「脳が感じている痛みのボリューム」と捉え、多角的なアプローチを提案します。
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お薬による治療:
「痛みのボリュームを下げる」ためのお薬(低用量の抗うつ薬や抗てんかん薬など)を使用します。これらは「心の病気」としてではなく、神経の痛みの回路を整えるために非常に有効です。
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生活の質(QoL)の改善:
「痛みがあっても生活できる」という感覚を取り戻し、少しずつ痛みに囚われない時間を増やしていくサポートをします。
🏥 高度医療機関との連携(東北大学病院)
口腔顔面痛は、歯科医師だけでなく、ペインクリニックや心理的なサポートなど、専門チームによる「集約的な治療」が最も効果的と言われています。
当院では、より高度で専門的な精密検査や治療が必要と判断した場合には、速やかに東北大学病院の専門外来へご紹介できる体制を整えています。
一人で悩み、多くの医療機関を転々とする日々を終わらせるために。
まずは一度、当院へご相談ください。
