
デジタル顕微鏡による精密な根管治療・歯根端切除術・歯周外科を、保険診療で行っています。
当院では、最先端のデジタルマイクロスコープ(口腔内カメラ型顕微鏡)「ネクストビジョン(株式会社ヨシダ)」と、無菌状態を作る「ラバーダム」を組み合わせた高度な根管治療・歯周外科を、原則として保険診療の範囲内(※)でご提供しています。
当院の根管治療・歯根端切除術の3つのこだわり
① 最大80倍・4K画質による「見つめる」精密治療

根管(歯の神経の管)は、直径1mm未満の非常に細く暗い世界です。これまでは医師の「手探りや経験」に頼る部分が大きい治療でした。 当院が導入している「ネクストビジョン」は、最高80倍の拡大と4Kという超高画質で、根管の奥深くを鮮明に映し出します。 肉眼では見落としがちな微細な汚れやひび割れを正確に捉え、削る量を最小限に抑えながら、再発率の低い精密な治療を行います。直視できない奥歯(大臼歯)の治療でも、特殊なミラー技術を活用してしっかりアプローチします。
② 「ラバーダム」による徹底的な無菌対策
根管治療の成功率を大きく左右するのは「お口の中の細菌(唾液)を根の奥に入れないこと」です。 当院では治療の際、「ラバーダム」と呼ばれるゴム製の防水シートで治療する歯だけを隔離します。これにより、唾液や細菌の進入を完全にシャットアウトし、ネクストビジョンの明るい光を集中させることで、より安全で高精度な治療環境を整えています。
③ 負担の少ない「保険診療」でのご提供
顕微鏡を使った精密な根管治療は自由診療(自費)となるケースが多いですが、当院は厚生労働省が定める施設基準を満たしているため、保険診療の仕組み(手術用顕微鏡加算など)を適用して治療を行うことが可能です。 「質の高い精密治療を、費用を抑えて受けていただきたい」という当院の想いから、この体制をとっています。
対象となる治療について
■ 根管治療(歯の神経・根の治療)
むし歯が神経まで達してしまった場合や、過去に神経を取った根が再び感染して膿が溜まってしまった際に行う治療です。ネクストビジョンで根の中をきれいに掃除し、お薬を詰めて歯を保存します。
■ 歯根端切除術(外科的根管治療)


通常の根管治療だけでは治りきらない、根の先端にある頑固な「膿の袋(歯根嚢胞)」を取り除く手術です。 麻酔を行い、歯ぐき側からネクストビジョンを用いて根の先端を数ミリ切除し、感染源を完全に除去します。この手術も、当院では保険診療で行うことができます。
院長からのメッセージ
歯の根の治療は、建物の「基礎工事」と同じです。どれだけ綺麗な被せ物をしても、土台となる根の治療が不十分であれば、やがて再発して歯を失うことになってしまいます。
当院では「1本でも多くの歯を残す」ことをモットーに、ネクストビジョンをはじめとする最先端の設備と、ラバーダムを用いた丁寧なステップを惜しみません。 「自分の歯を残せる可能性があるか知りたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。皆さまが納得して治療を受けられるよう、実際の4K映像を大きなモニターで一緒に確認しながら、分かりやすくご説明いたします。
(※) 保険診療の適用には、歯の種類(大臼歯など)や治療内容によって一部条件が異なる場合がございます。まずは診察の上、最適な治療計画をご提案いたします。
歯を残すための高精度治療:ネクストビジョンによる「マイクロ歯周外科」



ネクストビジョン×低侵襲治療(MIST / M-MIST)のメリット
-
歯肉の退縮・ブラックトライアングルを防止(審美性の維持) 歯周外科の術後トラブルとして最も注意すべきは、歯と歯の間の歯肉(歯間乳頭)が壊死して陥没してしまうことです。歯間乳頭が下がると、前歯部では黒い隙間(ブラックトライアングル)となって見た目を損なうだけでなく、食べかすが挟まりやすくなったり、充填した骨補填材が露出して感染を引き起こす原因にもなります。当院では歯肉の血流や形態を温存する切開・剥離技術を徹底し、術後も自然で美しい歯肉形態を保ちます。
-
傷口を最小限に抑え、痛みや腫れを大幅に軽減 不要な切開や剥離を行わず、病変部へピンポイントにアプローチするため、術後の疼痛や出血・腫れが極めて少なく、回復が早いのが特徴です。
-
再生療法の成功率向上 再生材料(リグロス、骨補填材、メンブレン等)を入れるスペースを確実に確保・保護し、精密な密閉縫合を行うことで、組織の再生を最大限に促します。
当院のこだわり:器具・マテリアルへの徹底した配慮
-
微細なマイクロブレードの使い分け 三日月状で丸みを帯びたラウンド型メスを中心に採用。歯根面や骨の彎曲に沿わせながら滑らかに剥離することで、デリケートな歯肉を裏面から突き破る(穿孔)リスクを徹底排除します。狭小部には極小のスピア型を併用し、ミリ以下の微細な切開・トリミングを行います。
-
専用の微小マイクロ針&極細モノフィラメント糸 狭い歯間部でも組織や隣在歯を傷つけずに通せる最適な長さ(11〜13mm)と弯曲度の特殊針を採用。さらに、プラーク(細菌)が付着しにくく生体親和性に優れた極細モノフィラメント糸(を使用し、テンション(余分な張力)をかけずに隙間なく傷口を閉鎖します。これにより術後の感染リスクを抑え、きれいな治癒を実現します。
このような方におすすめです
-
「重度の歯周病で、抜歯が必要と言われた」
-
「歯周病の手術を受けたいが、歯茎が下がって隙間が目立つのが心配」
-
「手術後の痛みや腫れをできるだけ抑えたい」
-
「歯周組織再生療法(リグロスなど)をより確実・精密に受けたい」
費用・治療概要
| 項目 | 費用(税込) | 治療内容・目的 |
|
マイクロ歯周外科オプション
(吸収性メンブレン・結合組織移植術)
|
55,000円 / 1歯
(税抜 50,000円)
|
骨補填材の流出・細菌感染を防ぎ再生スペースを維持する「吸収性メンブレン」、または歯肉の厚み・退縮を防ぐ「結合組織移植術(CTG)」の処置費用です。
※片方のみ、あるいは両方を同時に適用した場合でも同額です。
|
【費用の補足】
吸収性メンブレンのみを使用する場合、CTG(歯肉移植)のみを行う場合、あるいは再生・審美効果を最大化するために**両方を併用する場合でも、1歯あたり50,000円(税込55,000円)**となります。 保険診療の歯周病治療(リグロス等の併用)や骨補填材の選定、複数歯にまたがる場合の総額については、診査・診断後に明確な事前見積もりをお渡しいたします。
